梅雨だから……
京都にいるにもかかわらず、灼熱地獄の祇園祭は、ビールを片手にテレビで見るのが最高だ。とは言え、数年前に百足屋町の町史を作らせてもらったのがきっかけで、鉾町の町民の文化には少々興味を持っている。その辺りをじっくり見て廻る事が出来るなら、祭の終わった次の日にでも出かけてみたいものだ。祭は歴史と意味を知ってこそ……である(…と、最近知った)。しかし、くじけるには十分な理由が夏の京都にはある。死ぬほど暑い……。
世の中は梅雨。梅雨の京都に大層な祭などなくて良かった(あるかもしれないけど、知らない)。ものすごく当たり前であまりに捻りがなくて少々気後れする程だが、この時期の紫陽花と蛍は、派手な祭よりよほど風情がある。
借りている月極駐車場の愛車の上に、覆いかぶさるように紫陽花が咲いている。今は、青から青紫といったところで、これから赤く染まっていくのが楽しみだ(多分、そうなるはず)。紫陽花は当たり前だが色が変わる。素敵だよねぇ(えっ、そう思わない)。
蛍は、哲学の道の川のほとりで何度も見た(ここも人は多い)。フラフラと不安定な飛び方と儚げな光が、なんとも幻想的で心まで不安定になる。その光が雨に濡れた紫陽花にとまったりしたら、あたしゃ泣きます(実際、泣いた事がある)。
京都に来るなら、梅雨時の夕暮れがオススメ。雨に濡れた石畳。紫陽花にとまる蛍の光。綺麗な浴衣姿のオネーサンの同伴は必須条件です。
世の中は梅雨。梅雨の京都に大層な祭などなくて良かった(あるかもしれないけど、知らない)。ものすごく当たり前であまりに捻りがなくて少々気後れする程だが、この時期の紫陽花と蛍は、派手な祭よりよほど風情がある。
借りている月極駐車場の愛車の上に、覆いかぶさるように紫陽花が咲いている。今は、青から青紫といったところで、これから赤く染まっていくのが楽しみだ(多分、そうなるはず)。紫陽花は当たり前だが色が変わる。素敵だよねぇ(えっ、そう思わない)。
蛍は、哲学の道の川のほとりで何度も見た(ここも人は多い)。フラフラと不安定な飛び方と儚げな光が、なんとも幻想的で心まで不安定になる。その光が雨に濡れた紫陽花にとまったりしたら、あたしゃ泣きます(実際、泣いた事がある)。
京都に来るなら、梅雨時の夕暮れがオススメ。雨に濡れた石畳。紫陽花にとまる蛍の光。綺麗な浴衣姿のオネーサンの同伴は必須条件です。
by musicday | 2008-06-09 16:54 | 日常