今にみとれ。世間をへっと言わしちゃる!
昨日のつづき
誤解を恐れずに書くと、少年期の僕は、連合赤軍に何故か「あこがれ」のような気持ちを持っていた。殴り合うような喧嘩は極力避けていたし、お笑いと漫画と植木等をこよなく愛する標準的ノンポリ少年であったが、警察や権力に対して戦っているというイメージの彼等には、一目置いていた。事件に関する本を読みあさり、どこかの時点で僕は彼等が“間違っていた”と結論付け、「あこがれ」は突然終息。彼等がどこでどう自分達の与り知らない迷路に迷い込んでしまったのかは、最後まで分からないままだった。
しかし、中学生でそのような本を読んだ影響は、意外に長く尾を引いていた。反体制という意味を取り違えたまま、フリーランスのデザイナーになってしまった。今となっては、体制側に付く居心地の良さもちょっとだけ羨ましく思ったりするが、これはこれでいいのだ。きっと僕は、長いものに巻かれ、大樹の陰に寄っかかるのが好きな自分を直感的に知っていたように思う。そんなに人生は甘くないが、出来ることなら甘く生きたいと心のどこかで願っていたはずだ。あっ、今もだけど。
『TATTOOあり』の中で犯人が情婦に「今にみとれ。世間をあっと言わしちゃる」てな事を語るシーンがある。それが銀行強盗であり、殺人であり、その金で情婦と母親に恩返しをしたいと本気で思っている大馬鹿野郎なのだが、情婦も情婦で、それが“ほんまもんの男”だと思っているという救いのない世界にはまる魅力は、さすがに経験はないが分からないでもない。映画の中では、その情婦がかの関根恵子なのだから、さらにさらにである。
世間では、「今にみとれ。世間をあっと言わしちゃる」と思って、大物政治家になる人、有名芸能人になる人、殺人犯になる人など様々である。僕は有名になりたいなどとは思わないが、世間に見向きもされないのもちょっと悲しい。「今にみとれ。世間をへっと言わしちゃる」くらいにはなりたいものだね。
誤解を恐れずに書くと、少年期の僕は、連合赤軍に何故か「あこがれ」のような気持ちを持っていた。殴り合うような喧嘩は極力避けていたし、お笑いと漫画と植木等をこよなく愛する標準的ノンポリ少年であったが、警察や権力に対して戦っているというイメージの彼等には、一目置いていた。事件に関する本を読みあさり、どこかの時点で僕は彼等が“間違っていた”と結論付け、「あこがれ」は突然終息。彼等がどこでどう自分達の与り知らない迷路に迷い込んでしまったのかは、最後まで分からないままだった。
しかし、中学生でそのような本を読んだ影響は、意外に長く尾を引いていた。反体制という意味を取り違えたまま、フリーランスのデザイナーになってしまった。今となっては、体制側に付く居心地の良さもちょっとだけ羨ましく思ったりするが、これはこれでいいのだ。きっと僕は、長いものに巻かれ、大樹の陰に寄っかかるのが好きな自分を直感的に知っていたように思う。そんなに人生は甘くないが、出来ることなら甘く生きたいと心のどこかで願っていたはずだ。あっ、今もだけど。
『TATTOOあり』の中で犯人が情婦に「今にみとれ。世間をあっと言わしちゃる」てな事を語るシーンがある。それが銀行強盗であり、殺人であり、その金で情婦と母親に恩返しをしたいと本気で思っている大馬鹿野郎なのだが、情婦も情婦で、それが“ほんまもんの男”だと思っているという救いのない世界にはまる魅力は、さすがに経験はないが分からないでもない。映画の中では、その情婦がかの関根恵子なのだから、さらにさらにである。
世間では、「今にみとれ。世間をあっと言わしちゃる」と思って、大物政治家になる人、有名芸能人になる人、殺人犯になる人など様々である。僕は有名になりたいなどとは思わないが、世間に見向きもされないのもちょっと悲しい。「今にみとれ。世間をへっと言わしちゃる」くらいにはなりたいものだね。
by musicday | 2007-08-07 17:35 | 日常
